一つの簡単な方法

編集者にも印税出せばいい。そして、印税のパーセントを漫画家にきめさせればいい。

ポイント
・きめるのは漫画家
・漫画家の印税からは減らさない


1%が漫画家の持分として、単行本が出るときに「この編集さんにお世話になった」と、漫画家が考えれば1%出せばいいし、逆にこのやろうと思っているのなら0%にすればいい。 たとえば400円の単行本で30万部出るとしたら 1%で120万だ。 週刊誌だと大体年間に3〜4冊本が出るわけで、これが0%になった日には編集者にとっては痛いだろう。  出版社側としては1%分を、編集者の給料を少なくする等の方法で対応していけば良い。 


 昔の漫画編集者はそんなこと考える暇も無く熱い人が多かったが、現在の状況を見ていると昔に比べて漫画に熱い魂をかける編集がいなくなってしまったようだ。 それならば別の方法で熱い漫画魂を取り戻すほか無いのではないか。 漫画家は当たるとでかいが、その分リスクも大きい。ならそのリスクを編集も目に見える形で背負ってしまえばいい。 弱き漫画家が淘汰されていくように、弱き編集者もいなくなるんじゃないかな。 


参考文献
サラリーマン編集をとりまく環境について考える - ラノ漫―ライトノベルのマンガを本気で作る編集者の雑記―
たけくまメモ : マンガ界崩壊を止めるためには(1)
漫棚通信ブログ版: 壮絶な「裏」まんが道
まゆたんブログ:思うこと。
今回の漫画家騒動の原因を解く鍵を「吼えろペン」に見つけたよ - 煩悩是道場
あつじ屋日記 漫画家と出版社の問題・小考


全員がそうなれというのは極端かもしれないが、編集部の半数がそんな感じだときっと面白いことになると思う。