秋葉原にはサロンが欲しい。
31日のゴルカムオフで桃井さんやいろんな人に聞いてみて、印象に残っていることをまとめてみた。
サロン(仏:Salon)
フランス語で宮廷や貴族の邸宅を舞台にした社交界をサロンと呼んだ。主人(女主人である場合も多い)が、文化人、学者、作家らを招いて、知的な会話を楽しんだ。
忘年会でのお話。 桃井はるこさんが来ていたので、聞きたいことをそのまま聞いてみた。
(実際もっと適当な言葉で話していますが、大体意味はあっているかと。思い出しながら書いてるので細かいところは微妙)
◆桃井はるこオフィシャルブログ「モモブロ」Powered by アメブロさんに聞いてみた。
桃井さんは秋葉原に長年通ってますが、最近の変化はどうですか? 自分は通い始めたのが1998年ごろなので、すでにオタショップが乱立していて、今の現状は秋葉原を訪れる人が求めるものを濃縮していった、正当進化なのだと思ってますが。
そうですねー お店は変わっていってますが、時代の流れということで・・・ それよりも、秋葉原にはサロン的なものがないのが気になってる。 新宿にはロフトプラスワンがありイベントとかやってるけど、秋葉原にはみんなで話して、そこから情報を発信していくという場所がないので、そういうものがあればいいと思う。
自分も、みんなが話せる漫画喫茶とかそういうものが欲しいと思ったことはあるんですが、、、
でもねー 秋葉原は高いの。 一坪○十万の世界だから、本当に金持ちがやらないとなかなかできなんだよね。 そこがきついとは思うんだけど、、、でも欲しい。 誰かスポンサーとかいないかなあ?(笑)
自分で言うのもあれなんですが、「よくこんな飲み会に来てくれた」と思うんですが、どうして来られたんですか? 100%モモーイさん大好きが集まってるようなオタクの忘年会に入ってくるってのはきついと思うんですが・・・
(笑いながら) ・・・楽しそうだったからw
最近考えがこりかたまってきちゃって、ネットはじめた頃はもっとやりたい放題やってたな、と思って。
モモーイの面白さは自由でちょっとアングラなとこであったなと思って。
やりたい放題のために来てくれた桃井さんでした。 ッて書くと俺が呼んだみたいですが、呼んでくれたのはかーずさんです。かーずさんありがとおおおお。かーずさん自重するな。
こんなこと聞いてました。 フランクに答えてくれた桃井さんありがとう。 アキバから情報を作り出して発信するサロンはホント欲しいなあと思いました。 自分はスペース仕切りでなくて、話しても怒られない漫画喫茶があればいいなと思って、秋葉原になんとか作れないか色々調べたんですが、秋葉は坪10万〜15万の世界なんであきらめました。 面白そうと思ってお金たくさん持ってる人がいるなら、モモーイさんに話してみたらいいんんじゃないかな。
追記 サロンがあると言うことを教えてもらいました
ありますよ、サロン - ブロモチモールブルー
http://d.hatena.ne.jp/karasu_btb/20080105/1199459523
Second Factory - 施設紹介
おおお あるんだ!! 今度行って見ます。
◆台湾人のオタク 林(リン)さんに聞いてみた
リンさんは台湾で同人誌即売会などを行う会社に勤めている方で、ここ10年くらいは毎回コミケに来ているとの事(お仕事7割・趣味3割)。日本語の会話はぺらぺらでした。 海外オタク事情話は大好きなので、色々聞いて見ました。
台湾の即売会はどういった感じですか?
最大の即売会だと、大体4万人くらいの方が来ています。雰囲気は日本のそれとよく似ています。
台湾の総人口はどれくらいなんですか?
大体2千万人くらいです。
台湾の人口 - Wikipediaでみたら2200万人だったので、日本のコミケより小さいくらいです。 日本は一億一千万人で参加者60万人くらいだから、大体1/3程度かな。
台湾の漫画はどうなんですか?
台湾はほぼ日本の漫画、アニメを見ています。 オタクの人なら大概日本語を読んだり聞いたりできるか、勉強しています。
台湾のWebサイトで日本の文化を紹介したり、日本の漫画を紹介したりする所はありますか?
余りないです、言ったように日本語できる人が多いので、直接日本のサイトや、漫画のサイトを見ています。
(直接ってすげえ!)
台湾独自の漫画ってありますか?
ほとんどないです。台湾の漫画家さんでお金持ちの人もいますが2、3人です。
なんででしょう?
やっぱり日本の漫画が面白くて、出版社も独自のものを出しているところがないのが原因のようです。あと今は台湾が全体的に不況なので、無理は出来ない(独自に作家を作らない)ことも・・・
では漫画はどういった形で発行しているのですか? 最近のアメリカのように独自のジャンプとか出しているような感じなんでしょうか?
うーん 僕も出版関係の人間ではないのであまり良くわかりませんが、出版社が契約して出しているようです。 週刊誌のようなものはないです
じゃあ小説とかもそんな感じですか?
小説や普通の本などは台湾の人のものが、しっかり発行されています。 でも日本のライトノベルとかもありますよ(笑)
アニメはどうでしょう? 大体週にどれくらい放送してますか?
台湾はケーブルテレビがすごい発展していて、どこの家にもあるような状態です。 それでその中にANIMAXのようなところがあり、24時間アニメを流していますから、週にいくつかというのは難しいです。
じゃあ地上波とかは?
台湾には4っつの放送局がありますが、アニメというのはほとんど無いです。
台湾の人の独自オタク文化というのは難しいんでしょうか?
ん〜、台湾はいま全体的に不況でいろんなことが出来にくくなっています。それとあわせて、今まで日本から輸入していて、日本語がわかる人が多いので、どうしても日本からとなってしまっています。
でも、台湾の方でもコミケに参加していて、壁サークルの人もいますよ。
壁はすごいですねー
こんな感じでした。リンさん色々とありがとうございました。
サークル参加もすごいのに壁にいるとは驚きでした。どのサークル参加は聞きそびれたのが残念。話を聞いてみて、日本の漫画やアニメに慣れ親しんでくれているのはうれしいんですが、それが強くて独自のものを育てるというのが難しいみたいです。 不況のせいで出版社も冒険が出来ないみたいですし。 でもニコニコを見ていたり、壁サークルの話を聞いているとガンガンでてきてくれそうなので、俺はその時を楽しみにしています。
台湾からの有名P
DSP
ニコニコ動画(RC2)‐アイドルマスター 『魔法をかけて!』を描いてみた
台湾とか関係なしにうまいんですけどねw
ekaoP
◆ニコニコ動画(RC2)‐アイドルマスター 「隣に…」を描いてみた
この人もうまい。
海外オタク文化に興味のある方は
お茶妖精 - livedoor Blog(ブログ)さん
AskJohnふぁんくらぶさん
が面白いと思います。