砂ぼうず 著者:うすね正俊

 一度文明が崩壊し、その後砂漠となった関東平野で繰り広げられるSFサバイバルガンアクション。装備が遺跡から発掘された物という設定なので、実際ある兵器から、明らかにオーバーテクノロジーまで様々で、機械マニアの血が燃える。SFといっても泥臭いまでのリアリティに満ち溢れていて読み応えのある作品。一応完結はしているが、物語は主人公を変えまだ続くので、続きが待ち遠しくてしかたない。