癌霊1号が白血病に効く!代替医療が標準医療になるとき - NATROMの日記

http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20100928#p1

ヒ素による白血病治療は、もともとは癌霊1号という漢方薬であったものが、証拠を積み重ねることによって、代替であることをやめ、標準医療になったのだ。

かっけえ! んだけど臨床試験がすごい中国で笑った。

「癌霊1号」という怪しげな漢方薬が出自であっても、検証され、効果が確認されたら標準医療に採用されたではないか。一方、ホメオパシーは西洋由来だが採用されていない。効果がないからだ。150年前の西洋医学ではどんな病気にも瀉血療法や水銀療法がなされていたが、現在の標準医療には採用されていない。効果がないからだ*3。標準医療の採用基準がイデオロギー的だ、というのは、ある意味その通り。しかし、そのイデオロギーは、代替医療に好意的な人たちが想定してるものと異なる。標準医療のイデオロギーは「効果のあるものは採用」である。